ステイタスマッチを行うには航空会社だったり、高級ホテルだったりどこかの上級会員になる必要があると思っていませんか?
それってかなりハードルが高いですよね。
しかし、航空会社などの場合、実はある特定のクレジットカードを作るのみでステイタスマッチできる場合があるんです。
そんなステイタスマッチですが、今回この記事ではJAL(日本航空)のステイタスマッチに関する情報をご紹介していきます。
Contents
ステイタスマッチとは?

では、そもそもステイタスマッチとはどのようなものでしょうか?
ステイタスマッチというのは、航空会社などが行っている、ライバル企業の上級会員を引き抜くものです。
例えば、あなたがJAL(日本航空)の上級会員(JMBダイヤモンド・ワンワールドエメラルド会員など)であったとしましょう。そのステイタスを持って、他の航空会社と交渉し成功(認められれば)すれば、いきなりその航空会社の上級会員になれるんです。
航空会社の上級会員になるためには厳しい基準をクリアする必要がありますが、このステイタスマッチすると、その航空会社の飛行機に一度も搭乗したことがなくとも上級会員になれるというメリットがあります。
また、ステイタスマッチは、JALなど航空会社だけでなく高級ホテルでも行われています。
しかし、交渉すれば誰でも成功するわけではありません。同じステイタスを持っていてもなれる場合とそうでない場合があります。もっと言えば、ステイタスマッチする場合は、とてもタイミングが重要なんです。
というのは、ある時期はステイタスマッチを航空会社が受け付けていたが現在は終わっている、などというようなことがよくあります。
なので、他の航空会社にステイタスマッチしたいのであれば、募集していることを見つけたら即申し込みを入れる必要があります。受け入れる側だった、誰でもバンバン入れていたらサービスが持ちませんからね。
今回はJALの上級会員がステイタスマッチする方法をこの後書いていきますが、その他のステイタスマッチについての情報は、ネットなどでも紹介されているため確認してみましょう。
JAL上級会員が他のサービス(航空会社など)にステイタスマッチする方法・手順

では、JAL上級会員が他のサービス(航空会社など)にステイタスマッチするためにはどのようにすればいいのでしょうか?
ここでは、JAL上級会員が他の航空会社のデルタ航空にステイタスマッチする方法・手順についてご紹介しましょう。
ステイタスマッチする基準
JAL上級会員からデルタ航空にステイタスマッチする基準としては、次のようになります。
- JMBクリスタルの場合はデルタ航空のシルバー
- JMBサファイアの場合はデルタ航空のゴールド
- JMBダイヤモンドの場合はデルタ航空のプラチナ
ステイタスマッチする方法・手順
ステイタスマッチする方法・手順としては、下記のスカイマイルのサイトから申込みします。
申込みする際、デルタ航空では次のような条件を設けていますので注意して申込むようにしましょう。
- ステイタスマッチを過去3年間に利用していない。あるいは無償メダリオン会員の資格を取っていない。(なお、無償メダリオン会員を、ミリオンマイラー・ステータスを通じて取ったケースを除きます。)
- 他の対象になる航空会社の取得条件をクリアした上で、現在その航空会社の上級会員である。(なお、無償のステイタスあるいはステイタスがキャンペーンで得たものは対象になりません。)
- 上級会員を現在持っていることが証明できる書類、および持っている上級会員であることが分かる明細書が提示できる。
このような条件をクリアした上で、申し込みする画面で名前などを入力し、上級会員マークが書かれているスカイマイルの会員番号とマイレージカードの写真をアップロードし、順調にいけば3週間程度でステイタスマッチすることができます。
また、JMBステイタスカードのように新しくデルタ航空のステイタスカードは発行されません。なので、ステイタスマッチを本当に獲得できたかどうかは「デルタ航空モバイルアプリ」でチェックする必要してみて下さい。
ステイタスマッチのメリット・デメリット

申請するだけで上級会員になれる可能性のあるステイタスマッチですが、メリットだけではありません。審査まで時間がかかったり、そもそも申請の仕方が不明だったり、面倒だったりとデメリットもあります。
ここでは、JAL上級会員からデルタ航空にステイタスマッチする際のメリット・デメリットについてご紹介しましょう。
JAL上級会員からデルタ航空にステイタスマッチする際のメリット
JAL上級会員からステイタスマッチする場合は、アメリカンエキスプレスカードとデルタ航空が発行している「デルタアメックスゴールドカード(DELTA AMEX GOLD)」というクレジットカードがおすすめです。
デルタアメックスゴールドカード(DELTA AMEX GOLD)は、特典などのメリットが年会費を十分に上回るほど準備されているので、JAL上級会員からステイタスマッチしたいと思っている場合は非常におすすめのクレジットカードです。
入会すると8000マイルが貯まる、毎年更新するごとにボーナスマイルが3000マイル貯まる、カードが発行された後に初めて搭乗するとボーナスマイルが貯まる、100円のショッピングをするごとに1マイルが貯まる、というように、いろいろなケースでマイルが貯まります。
また、デルタアメックスゴールドカードの最大のメリットは、自動的にデルタ航空の「ゴールドメダリオン」という上級会員とスカイチームアライアンスの上級会員がもらえることです。
ステイタスマッチすると、ユナイテッド航空のプレミアゴールドも90日間限定で獲得できるため、ANAラウンジを使うこともできます。
航空会社の上級会員に、カードを作るのみでなれるのは価値が非常に高いでしょう。
飛行機に乗る際には、空港のラウンジなどを上級会員として利用しましょう。
JAL上級会員からデルタ航空にステイタスマッチする際のデメリット
デルタアメックスゴールドカードは、先にご紹介したように非常にメリットがありますが、ではデルタ航空の入会する際はどのような審査になっているのでしょうか?
簡単に言うと入会する際の審査は、非常に「SPGアメックスカード」と似ています。
申し込みする際に必要項目を入力すると、審査した結果が早い場合は即日、遅い場合でも10日以内にメールで連絡されます。
正直言うと、審査そのものはそれほど厳しくないというイメージです。というのは、アメックスサイドとしても、税別で26000円という高い年会費を支払ってでも所持したいと申し込みしているため、審査に受からない理由はないでしょう。
しかし、過去に大きくカードの返済が遅れたようなことがある場合は、審査に基本的に受からないでしょう。
そのため、JAL上級会員からデルタ航空にステイタスマッチしたい場合は、このようなデメリットがあるため注意しましょう。
なお、一般的なアメックスカードの審査については、ネットなどでいろいろ紹介されているため参考にしましょう。
まとめ
この記事ではJAL上級会員が他のサービス(航空会社など)にステイタスマッチする方法・手順について。そして、ステイタスマッチのメリット・デメリット、についてご紹介しました。
JAL上級会員が他のサービス(航空会社など)にステイタスマッチする場合、今回の記事が少しでも参考になれば嬉しいです。