この記事ではJAL(日本航空)国内線・特典航空券の当日変更(キャンセル待ち)を実際やってみたのでご紹介したいと思います。
JALの特典航空券はマイルで国内線の航空券(片道・往復)が購入できるので非常に便利ですよね。
マイルを貯める最終目的は「特典航空券」と交換する!という方も多いと思います。だって感覚的には無料で航空券が手に入るのですからその破壊力はすごいですよね。
でも一方で、北海道の新千歳や沖縄の那覇などの人気路線はあっという間に特典航空券の予約枠が埋まってしまいます。夏休みはゴールデンウィークなどその競争率はさらに高まります。
予約が開始される2ヶ月前は、1分1秒を争って予約を入れる必要があるので正直、希望していた便を取れないこともあるかと思います。
なので、直前になって予約便を変えたい!という希望も出てくると思います。
そんな中、公式に公開されていながらあまり利用されていない、便利なルールがあるんです。
それは特典航空券を当日変更するということ。
- 予約した同一路線でないとダメ。
- 予約した便と同一便かそれより早い便への変更しかできない。
上記のルールはありますが、特典航空券が当日変更できるということを知っているだけで、予約や旅の計画の幅がグッと広くなりますよ。
先日、実際わたしも当日変更をやってみました。利用した路線は大人気の羽田-那覇便です。変更手続きと言うと「ちょっと面倒だなぁ~。」と感じるかもしれませんが、やってみると意外とアッサリしたもんですよ。
では早速どうぞ!
Contents
JAL国内線・特典航空券の当日変更
今回利用した便は家族4人で羽田から那覇便です。当初2ヶ月前得に予約した便は、ゴールデンウィーク初日の
当初の予約便
2018年5月3日(木)
JAL917便:羽田(13:05)→那覇(15:40)
こちらです。本当は最初から午前中の便を予約したかったのですが、特典航空券の枠が一杯でこの便しか抑えることができませんでした。
前日になってやはり午前中から移動できるぞ!ということになり、変更です
前日の空席状況
前日の19時時点の空席状況です。
帰宅しながらスマホで確認すると7:55発(JAL903便)に△:6~15席と8:25発(JAL905便)に4席の空席があるじゃないですか!
よっしゃ~!と思いつつ、この時点ではまだ変更はできません。しかも前日に購入する人だって多いはず。と期待を抑えつつ、早めに就寝しました。(もし当日の朝、空席があるとなったら空港にダッシュですからね。)
当日(朝)の空席状況
期待しながら当日の朝、JAL公式HPで空席を確認すると・・・残念!
軒並み空席があった便は残りが「1席」・・・。ちょっとトーンダウンですが、早めに空港に行くことにしました。
もしかしたら直前でキャンセルがでるかもしれませんし、空港で空席待ちだってできますから。
チェックインカウンターで空席待ち(キャンセル待ち)
羽田空港に到着後、チェックインカウンターで空席待ち(キャンセル待ち)の手続きをしました。
手続き自体は簡単です。カウンターでその旨を伝えれば良いだけですからね。あとはカウンターの方がやってくれます。
通常大きな荷物はここで預けますが、また搭乗便が確定していないので中に持って入って欲しいとのこと。搭乗する便が確定したら搭乗口で預ける形になるようです。
今回は家族旅行だったので大きなキャリーバックが一つ。これを中まで持って入りましたよ。
ステイタス「S」「A」「B」
空席待ちはステイタスによって優遇されます。いくら先に空席待ちを申込んでもあとからステイタス上位の方が申込めば、その方が優遇されます。
私たち家族のステイタスは、私が「S」妻が「A」子供2人が「B」となっていて、同時に空席を取るためには「B」まで順番が回ってくる必要があります。
「S」ならまだしも「B」はなかなかハードルが高い。ですがこればっかりは仕方ありません。おとなしくラウンジで待つとしましょう。
空席待ちカウンター
今回空席待ちを申込んだのは予約した便より前の3便。10:55発(JAL909便)と11:30発(JAL913便)そして12:25発(JAL915便)です。
時間まではサクララウンジで待つことにしましたが、座席が取れたかどうかは毎回指定された空席待ちカウンターまで行かなくてはなりません。
妻と子供を残し、キャンセルが出ることを願いながら一人空席待ちカウンターへ。
JAL特典航空券の当日変更成功!
10:55と11:30の便にはキャンセルはでませんでした。
が、なんとか12:25発(JAL915便)の空席が回ってきました。実際は遅延して12:40発になっちゃいましたが・・・予定よりは早く行けるのでヨシとしましょう。
2便連続でキャンセルがでなかったので、さすがにゴールデンウィークだなぁ~と半ば諦め気味でしたが、やっとです!
そこからはラウンジにいる妻と子供に連絡をし、ダッシュでラウンジに戻って準備。手荷物も搭乗口で預け、急いで搭乗しましたよ。
さて今回この記事ではJAL国内線・特典航空券の当日変更(キャンセル待ち)の様子をお届けしました。
当日変更となるとハードルが高い!と考える方も少なくありません。また、面倒だなと思われるかもしれません。
ですが、今回お伝えしたように実は簡単に当日の変更はできるんですよ。しかも今回はゴールデンウィークという年に数度の激混みの期間。しかも路線は羽田ー那覇という大人気区間です。さらに言うとステイタス「B」でも予約変更できたのですから、いかに諦めてはだめ!ということがお分かり頂けたと思います。
ちょっとした手間で現地滞在の時間が長くなるのですから、試してみない手はありませんよ。