日頃から飛行機に乗りなれてる方はいいですが、年に数回しか乗らない方や、初めて飛行機に乗るって方は飛行機に搭乗するまでも不安でいっぱいですよね。
そもそも空港には何分前に到着すればいいの?って初心者だと考えてしまいますよね。
よく国際線なら2時間前とか言うけれど、国内線はどうなの?と考えていませんか。
いまでこそ年間70回ほど飛行機に乗り、空港に行く時間も意識しないようになりましたが、最初の頃は家を出る時間にはかなり気を使っていました。
でも思った以上に搭乗するのは簡単で、手続きは多くて「チェックイン」「手荷物預け入れ」「保安検査通過」の3つです。
チェックインもWEB上で事前にできたり、荷物を預ける必要がない場合はそもそも預け入れるという行為が必要となくなるため保安検査場を通過するだけでOKになります。
なので、航空会社や他のお客さんに迷惑かけるのはダメですが、国内線の場合そこまで早く空港にいく必要はありませんよ。
今回、この記事では飛行機(国内線)に乗るには何分前に空港到着するのがいいの?と不安になっている方に向けたものとなっています。
空港で食事したりお土産買ったりするなど諸条件によって時間はだいぶ異なりますが、各社の締切時間など参考になりますので、ぜひご覧下さい。
Contents
空港に何分前までに到着するのがよい?
早く結論を知りたい!という方もいると思うので、最初に結論から言いますね。
時間は通常時と正月、お盆、ゴールデンウィークなどの繁忙期(混雑が予想される時期)で記載しましたよ。
さらには「ゆとりを持った場合」と「ギリギリの時間」も設定しました。
ただ、本当にギリギリなので、何か途中でトラブルがあった場合は間に合いませんので、当たり前ですが余裕をもって空港到着するようおすすめします。飛行機は待ってくれませんからね。
国内線は何分前に空港に到着すべき?(ゆとりVer)
通常時:1時間前には空港到着
繁忙期:2時間前には空港到着
ではギリギリの場合はどうでしょう。チェックインも終わって手荷物も預けないという条件でいうと次のようになります。
国内線は何分前に空港に到着すべき?(ギリギリVer)
通常時:30分前には空港到着
繁忙期:1時間前には空港到着
あくまでこれはこれまで500回以上飛行機に乗った私の私見ですが、大きなズレはないです。
そもそも航空各社にはチェックインや保安検査場通過時間の締切時間が設定されているので、そこから逆算してもこれぐらいの時間になりますからね。
ただ、これは概ねこの時間に到着すれば良いということであって、JALやANAなどのレガシー航空とジェットスターやピーチなどのLCC航空では状況が異なります。
では航空各社で見ていきましょう。
JAL・ANA・スカイマーク・エアドゥ・ソラシドエアー・スターフライヤーの場合
- 通常時:30分前に空港到着でギリギリ!
- 繁忙期:1時間前に空港到着でギリギリ!
LCC(ジェットスター・ピーチ・バニラエアジャパン、春秋航空など)の場合
- 通常時:1時間前に空港到着でギリギリ!
- 繁忙期:1時間30分前に空港到着でギリギリ!
お土産購入や食事をする場合
お土産や食事をする場合、その分の時間を見なければなりません。お土産だって迷う時間もありますし、レストランだって並ぶ可能性があります。
- お土産:30分は購入する時間を考慮してプラスしておく
- 食事:1時間~1.5時間は食事する時間を考慮してプラスしておく
これぐらいは余裕を持ったほうがいいです。お土産一つにしても羽田空港限定商品を買う場合は並ぶこと必至ですし、大荷物を抱えての空港内移動は思ったより時間を食いますからね。
また、食事も同様です。できたら保安検査場を通過した後で食事することをおすすめします。その方がゆっくりできますよ。
航空各社の締切時間一覧
どれだけギリギリで大丈夫と言っても、キッチリと締切時間はあります。この時間設定は当たり前ですがシビアです。
システム上で管理していますので、1分たりとも過ぎることはできません。
締切時間は各社統一ではなく、空港によっても異なりります。一覧にまとめてみましたのでご覧下さい。
航空会社 | チェックイン・手荷物預入れ | 保安検査場通過 | 搭乗口到着 |
JAL(日本航空) | 20分前 | 20分前 | 10分前 |
ANA(全日空) | 20分前 | 羽田:20分前
羽田以外:15分前 |
10分前 |
スターフライヤー | 20分前 | 羽田:20分前
羽田以外:15分前 |
10分前 |
ソラシドエアー | 20分前 | 羽田:20分前
羽田以外:15分前 |
10分前 |
エアドゥ | 20分前 | 羽田:20分前
羽田以外:15分前 |
10分前 |
スカイマーク | 20分前 | ー | 15分前 |
ジェットスター | 30分前 | ー | 25分前 |
アップデートするよう注意していますが、最新情報はご自身で各社ホームページをご確認くださいね。
これで大体、何分前に空港に到着すればよいか分かりますね。
羽田空港バスラウンジの場合は何分前?
飛行機に乗り遅れないための時間はこれで分かった!と安心するのはちょっと早いです。羽田空港には飛行機に乗るために一度バスに乗る場合があります。
いわゆるバスラウンジというもので、第一ターミナルだと搭乗口31~40番と84~90番。第二ターミナルだと500~511番がそれにあたります。
行き先で言えば山陰地方、四国地方、東北地方の便がバスラウンジになる場合が多いです。(明確にこの行き先というのはなく、上記地方が多いという印象です。)
このバスラウンジは搭乗口からそのまま飛行機に乗ることができないため、バスに乗って飛行機脇まで行ったあとに専用のタラップ(階段)を利用して飛行機に乗ることになります。
このため通常、搭乗口に10分に行けば大丈夫ですが、20分前には到着しておきたいところです。バスで飛行機に行く時間もあるために、搭乗開始も若干早めに設定されている場合が多いですよ。
飛行機搭乗までの流れ
ここで一度、飛行機の搭乗までの流れを確認しておきましょう。
- 空港到着
- チェックイン(座席指定)
- 手荷物預け入れ
- 保管検査場の通過
- 搭乗口到着
こんな感じになります。2番はWEB上で完了できる航空会社も多く、EチケットやIC付き航空会社カードを持っていればわざわざカウンターに行く必要はありません。
また、3番も預ける手荷物がない場合は不要になりますので、そのまま4番の保安検査場へ向かいましょう。
もし、事前に2番の手続きが済んでいない場合は保安検査場で引っ掛かって2番に戻されますので、本当に事前チェックインができているか心配な方は早めに保安検査場に行くか、念のためチェックインカウンターに寄ってから保安検査場にいくようにしましょう。
手荷物検査をスムーズに通過するために
何分前に飛行場に到着すれば良いか分かった。搭乗までの流れも理解した!・・・と次に気になるのは手荷物検査(保安検査)じゃないですか?
これも慣れていればスムーズに通過できますが、そうでなければ意外と緊張するものです。
でも事前に調べていけば大丈夫です。詳細はこちらの記事にまとめていますのでご覧下さい。
飛行機に乗り遅れる・締め切りに間に合わない場合は?
どれだけ余裕を持って出発しても思いがけないトラブルなどによって、予約便に間に合わない場合もあると思います。
その場合はまずは一刻も早く、航空会社に連絡(電話)しましょう。電話する先は各社の予約窓口・サービスカウンターです。
電話しても往々にして繋がりにくい場合がほとんどなので、間に合わない・乗り遅れそうと分かった瞬間に粘り強く電話することが重要です。
- 予約変更可能チケット:同一ルートの後便への変更が可能
- 予約変更不可チケット:乗り遅れた場合、紙切れに(ただ、事前相談のすれば多少の返金をしてくれる航空会社もあり。)
その時の状況や持っているチケットによって対応は変わりますので、まずは電話!ということだけ覚えておいて下さい。
予約変更可能チケット
まずは電話をし、事情を説明しましょう。出発時刻を過ぎていなければ。以後の同一路線に変更をしてくれます。当然ですが、この場合その後の便に空席がある場合に限られます。状況に応じては翌日の便になる場合もあります。
予約変更不可チケット
基本的には乗り遅れる場合の変更は一切対応してくれません。ただ、電車の遅延などいかんともし難い状況を説明した上で、航空会社の判断で多少の返金対応などがある場合もあります。ケースバイケースなので、これも電話ですね。
さて、飛行機に搭乗するために空港には何分前に到着すれば良いのか?ということを解説してきました。いろいろなパターン別に何分前到着かは理解してもらえたと思いますが。
基本的には、時間があるのであればとにかく空港へは余裕をもった時間で到着することをおすすめします。
特に飛行機に乗りなれていない人なら、なおさらです。どこでトラブルが起きるか分かりませんからね。
電車やバスの遅延もそうですが、羽田空港などは駐車場に車を入れるのも長時間待つ場合があります。実際わたしも以前、駐車場に入れず搭乗時間ギリギリになって肝を冷やした経験があります。
その時はスタッフさんの機転でジャンプインさせてくれましたが、あまり褒められた話ではありません。しかもいやらしい話、ステイタスを持っていたので優遇してくれたんだと思います。
なので通常は余裕をもって空港には到着するようにしましょう。どれだけ早く行っても空港には喫茶店もありますし、お土産物屋さんを見て回るだけでも時間つぶしになります。
本屋もありますし、過ごし方はたくさんあるでしょう。出発前からアタフタと冷や汗をかかないよう、楽しいたびをお過ごし下さい。